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入社式の企画・演出は何する?新入社員の心に残る面白い事例5選を紹介

社会人としての第一歩を踏み出す新入社員にとって、期待と不安が入り混じる中で臨む人生に一度のイベントである入社式。企業側にとっても、未来を担う新入社員を会社総出で迎え入れる大切な式典です。

近年では、新入社員の心を掴もうと、事業内容や企業風土を活かしたユニークで面白い入社式コンテンツを企画する企業が増えています。

そこで本記事では、新入社員に「この会社で活躍したい!」と期待感を抱いてもらえるような、面白い入社式企画の事例をご紹介していきます。入社式の内容を検討している担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

入社式を実施する目的・意義

本題に入る前に、まずは入社式を実施する目的や意義について解説していきます。

  • 新入社員を歓迎する
  • 企業理解を深めてもらう
  • モチベーションを高めてもらう

新入社員を歓迎する

入社式は新入社員が実際に会社で働き始める最初の日を祝い、会社全体で正式に歓迎する式典です。新入社員は学生から社会人になることを求められ、初めて顔を合わせる同期や先輩社員、慣れない環境に対する期待と不安が入り混じっていることでしょう。

企業側は新入社員たちを温かく迎え入れる雰囲気を作り、「入社してくれたこと」に対する感謝を伝えることが重要となります。

企業理解を深めてもらう

入社式は、企業理念やビジョンを改めて提示する絶好の機会です。会社の文化や価値観を理解することで、新入社員は事業や活動への共感を深められるだけでなく、組織の一員としての自覚を持ち、ふさわしい行動を心掛けることができます。

具体的には、社長や役員からのメッセージ、理念やビジョンについてまとめた動画の上映といった方法で訴求するケースが多いです。

モチベーションを高めてもらう

入社式に参加することで、新入社員は社会人の自覚を持って気持ちを引き締め、今後働き始めることへのモチベーションを向上させられます。

特に社長や役員からの祝辞や訓示を聞いたり、先輩社員を前に自身の言葉で決意を表明したりすることは、社会人としての意識を高めてくれるでしょう。

一般的な入社式のプログラム例

ここでは、入社式の一般的なプログラム例をご紹介します。

  • 開会の挨拶
  • 社長・役員の挨拶・祝辞
  • 入社辞令の交付
  • 新入社員の答辞
  • 写真撮影
  • 懇親会・社内レクリエーション
  • 閉会の挨拶

上記に加えて、入社証や名刺を渡す、今後の研修スケジュールを伝えるといったオリエンテーションを実施するところもあります。

また、祝辞や辞令の交付といった形式的なプログラムだけでは、新入社員とのコミュニケーションを深める機会を確保するのは難しいでしょう。

新入社員に特別感を抱いてもらい、思い出に残る1日にするため、懇親会や社内レクリエーションで面白い企画や独自のイベントを実施するのがおすすめです。

入社式で面白い企画・演出を取り入れるメリット

入社式で面白い企画や演出を取り入れるメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  • 会社のことを好きになってもらえる
  • 同期・先輩社員とのコミュニケーションを促進できる
  • 企業のPR活動に活用できる

会社のことを好きになってもらえる

面白い企画を通して会社や先輩社員に魅力を感じてもらえれば、愛社精神を持ってもらいやすくなります。

「この会社に入れて良かった」「この会社で長く活躍したい」などと思ってもらえれば大成功です。自社に貢献したいというエンゲージメントの向上にも繋げられるでしょう。

同期・先輩社員とのコミュニケーションを促進できる

新入社員にとって、同期は会社で初めて出会う仲間であり、先輩や上司には打ち明けづらい悩みを相談したり、切磋琢磨したりできる心強い存在となり得ます。

新入社員が協力して取り組めるゲームやワークショップを企画することで、同期同士の結束力を高めるきっかけを提供できます。

新入社員と先輩社員が一緒に参加できる企画を取り入れ、互いに理解を深めることも可能です。新入社員は新しい環境や職場になじみやすく、先輩社員は新入社員の強みや性格を理解しやすくなり、チームワークの強化に繋がるでしょう。

企業のPR活動に活用できる

ユニークな入社式の活動を採用サイトやSNSなどで発信すれば、認知度の向上やPR効果も期待できます。「面白い会社」として多くの人にアピールできるだけでなく、今後就職活動をする学生や求職者に入社意欲を持ってもらえる可能性が高まるでしょう。

求職者の数よりも求人の数が多い「売り手市場」が続く今、他社にないユニークな入社式の企画は、求職者を集める上で1つの武器になります。

新入社員の心に残る!面白い入社式企画の事例5選

新入社員の思い出に残る入社式の事例として、以下の5つをご紹介します。

  • ファッションショー|SAKAI株式会社
  • 新入社員による退職届|株式会社カヤック
  • 水中で辞令交付|鳥羽水族館
  • 野菜作り体験|キューピー株式会社
  • ブリの贈呈|三重県尾鷲市

ファッションショー|SAKAI株式会社

大分市にある工務店のSAKAI株式会社では、「ファッションショー入社式」を実施。新入社員が部活や趣味などに合わせた自分らしい服でランウェイを歩きました。

盛り上がりやすい企画である点はもちろん、新入社員は自分らしさを体現する場として、先輩社員は新入社員のことを理解する場として活用できるのも魅力。実際、新入社員からは「先輩に『〇〇を着ていた子』と呼んでもらえた」という声も挙がっているようです。

参考:https://oita-sumai.com/recruit/blog_240410/

新入社員による退職届|株式会社カヤック

神奈川県鎌倉市を拠点とするWeb制作会社の株式会社カヤックでは、以下のようなユニークな取り組みを実施しています。

  • 人力車でお迎え
  • 新入社員による退職届
  • クラブ活動の勧誘

本社がある鎌倉で人気の人力車を体験したり、趣味の集まりから生まれたクラブ活動の勧誘を受けたりと、会社や先輩社員との距離感を自然に縮めやすい企画が詰まっています。

最も特徴的なのが、新入社員に退職届を読み上げてもらうという斬新な取り組みです。あえて”終わり”を意識することで、自身が成し遂げたい目標について考えさせることを狙いとしています。

参考:https://www.kayac.com/news/2024/04/nyuusyashiki2024

水中で辞令交付|鳥羽水族館

三重県鳥羽市にある鳥羽水族館では、毎年「水中入社式」を実施。館内で1番大きな水槽で、辞令の交付や新入社員による決意表明を行っています。

水族館ならではのユニークな入社式が初めて実施されたのは2006年。回を重ねるごとにメディアや一般の方からの問い合わせが寄せられるなど年々注目度が増しており、今ではPRコンテンツとしても大きな役割を担っています。

参考:https://aquarium.co.jp/240331-01/

野菜作り体験|キューピー株式会社

キューピー株式会社が2024年に実施した入社式の最大の特徴は、体験型の企画を通して事業理解を促進している点です。事業の軸である野菜やマヨネーズに親しめるよう、以下のような企画を実施しています。

  • 畑での野菜収穫
  • 種まき
  • マヨネーズ作り体験
  • オリジナルサラダランチの実食

こうした作業を協力して進めることには、同期との絆を深める効果も。印象的な体験を通して「美味しい」「楽しい」といった感情を共有した思い出は、新入社員の心に残り続けるのではないでしょうか。

参考:https://www.kewpie.com/newsrelease/2024/3337/

ブリの贈呈|三重県尾鷲市

三重県尾鷲市の入庁式では、新職員に出世魚のブリが贈られました。ブリのように成長し、市の発展をけん引する存在になってほしいという思いが込められています。

ブリは尾鷲市にとって古くから経済的、文化的に関係の深い「市の魚」です。新入社員への贈り物としてのインパクトはもちろん、地元への愛着を深めてもらう役割も担っていると言えます。

参考:https://www.city.owase.lg.jp/0000018824.html

入社式をイベント企画・運営会社に外注するのも手

ユニークなアイデアが詰まった面白い入社式の事例をご紹介してきましたが、入社式の企画や運営を担当する方の中には、

  • 印象に残るコンテンツを企画する自信がない
  • 面白い企画を実施する時間やリソースが足りない

などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

こうした状況では、入社式の企画や運営を外部の業者に委託することも選択肢の1つ。もちろん費用は発生しますが、社内の工数を最低限に抑えつつ、入社式を成功に導くことが可能です。

魅力的な入社式で新入社員に愛される会社を目指そう

企業ならではのユニークで面白い入社式企画は、新入社員、既存社員、そして企業のいずれにとっても大きなメリットがあります。自社の事業内容や企業風土を活かした企画を取り入れ、新入社員にとって思い出深い入社式を企画してみてください。

魅力的な企画を考案したり当日の運営をスムーズにしたりするため、専門業者の力を借りるのも有効な手段です。イベント企画・運営で豊富な実績を持つ企業に依頼すれば、高い費用対効果が期待できるでしょう。

エヌショーケース株式会社では、入社式を始めとしたイベントの企画運営を支援しております。創業55年を超える豊富な実績と確かな提案力で、予算や納期、演出内容などを考慮した最適なサポートを実施させていただきます。

興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の執筆者

代表取締役

三溝 拓

名古屋ショーケース(現:エヌショーケース)営業開発部部長を経て、代表取締役に就任。これまで多くの展示会や企業イベント、式典などを成功に導き、常にお客様から求め続けられる価値を提供するために尽力している。

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