展示会

展示会ブースの面白い仕掛けを紹介!具体例や注意点も解説

展示会への出展を検討している方の中には、多くの来場者を集客できる面白い仕掛けはないかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。多くの企業が出展する中で、効率的に集客するためには、他社にはない価値を来場者に提供することが欠かせません。

今回は、展示会ブースの面白い仕掛けについて解説します。面白い仕掛けを考える際のポイントや注意点、具体的なアイデアを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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エヌショーケース株式会社は、創業55年を超える豊富な実績があり、展示会に精通した担当者が貴社を丁寧にサポートします。社内に専属デザイナーや職人が在籍しており、ユニークで集客力のある展示ブースを製作します。

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目次

展示会で面白い仕掛けは必要?

展示会は、多くの企業が1つの会場に集まり、来場者に向けて営業活動を行う場所です。展示会で来場者に認知してもらえれば顧客となる可能性があるため、展示会は新規顧客を獲得できる貴重なビジネスチャンスです。

しかし、来場者の興味を引くことができなければ、せっかく出展したのに思うような効果を上げられないということも十分に考えられます。そのため、自社のブースにたくさんの来場者を呼び込むための工夫が重要になります。

多くの来場者を自社のブースに呼び込むためには、他社と差別化し、来場者が興味を持つような仕掛けが欠かせません。面白い仕掛けで来場者の興味を引くことができれば、知名度やブランド力が他社より劣っていたとしても、多くの来場者を自社のブースに呼び込むことができるでしょう。

面白い仕掛けを考える際のポイント

展示会で面白い仕掛けを考える際は、以下のポイントが重要です。

  • 第一印象を大切にする
  • 来場者目線で考える
  • シンプルでわかりやすいものにする

第一印象を大切にする

人間の第一印象は約3秒というわずかな時間で決まり、第一印象で得た情報はその後も強く印象に残り続けるといわれています。つまり、看板やブースデザインなどに面白い仕掛けをして、来場者に好印象を与えることができれば、その印象は強く残るということです。

良い第一印象を与えるためには、人の心を掴むキャッチコピーや個性的な世界観を演出することが有効です。来場者が最初に目にするであろう看板やブースの外装には、インパクトのあるデザインを施すことが重要です。

来場者目線で考える

面白い仕掛けを考える際は、徹底的に来場者目線を大切にしましょう。どれだけ素晴らしいアイデアや工夫があったとしても、来場者にその仕掛けを面白いと感じてもらえなければ意味がありません。

出展者側と来場者側とでは、面白いと感じる要素に大きなギャップがある可能性があります。来場者の目線に立って、「本当にこの仕掛けが面白いと感じるか」「この仕掛けで会社や製品に興味を持ってもらえるか」をじっくり考えましょう。

シンプルでわかりやすいものにする

多くの来場者に面白いと感じてもらうためには、シンプルでわかりやすいということが非常に大切です。面白いと感じてもらおうとすると、様々な工夫をして凝った演出や体験を提供してしまいがちですが、それでは来場者との間にギャップが生まれてしまうでしょう。

シンプルでわかりやすい仕掛けというのは、多くの人に面白さを理解されやすい仕掛けともいえます。体験型の仕掛けをするのであれば、誰でも参加しやすく簡単に操作できるものにすると良いでしょう。

面白い仕掛けの具体的なアイデア

実際に展示会で導入されている、面白い仕掛けの具体的なアイデアをご紹介します。以下のようなアイデアを参考にしてみましょう。

  • SNS映えするスポットを設置する
  • ARやVRで来場者に疑似体験してもらう
  • 実用性のあるノベルティグッズを配布する
  • スタンプラリー型ミニゲームを開催する
  • タッチパネルやモーションセンサー等インタラクティブな仕掛けを導入する
  • ライブデモンストレーションを実施する
  • ゲーミフィケーション(ゲーム要素)を取り入れる

SNS映えするスポットを設置する

一般消費者向けの展示会を開催する場合、SNS映えするスポットを設置することで、来場者が写真や動画を撮影し、SNSに投稿することが期待できます。来場者がSNSに投稿することで、そのフォロワーや友人にも情報が広がるため、展示会に来られなかった人々にも認知してもらうことができるでしょう。

さらに、多くのブースが並ぶ展示会で、SNS映えするスポットを設置することにより、他のブースとの差別化が図れます。視覚的にインパクトのあるスポットは、来場者の目を引きやすく、ブースへの誘引効果が期待できます。

ARやVRで来場者に疑似体験してもらう

ARやVRは、来場者に没入感のある体験を提供することができます。ARやVRでは、複雑な商品やサービスの特徴や利点を、視覚的かつ体験的に伝えることができるため、来場者の興味を引き、理解を深めることができるでしょう。

さらに、ARやVRを使った体験は、通常の展示方法に比べて強い印象を残します。来場者は視覚や体感を通じて得た情報を記憶に残しやすく、展示会後もその印象が持続する可能性が高いです。

実用性のあるノベルティグッズを配布する

展示会で実用的なノベルティグッズを配布することは、来場者をブースに引き寄せる有効な手段です。ノベルティグッズを目的にブースを訪れる人々が増え、自然と商品やサービスに興味を持つ機会が増えます。

また、ノベルティグッズが実用的であるほど、受け取った人々が長期間使用する可能性が高くなります。長期間使用してもらうことができれば、ブランドやロゴが目に触れる機会が増え、継続的なプロモーション効果を発揮するでしょう。

スタンプラリー型ミニゲームを開催する

ブースへの誘導や回遊を促すために、ブースに訪れてくれた人が参加できるゲームを取り入れる仕掛けが有効です。具体的には、ブース内の複数のポイントにQRコードやスタンプを配置し、指定数を集めた人に限定特典をプレゼントするといったスタンプラリー型ミニゲームがおすすめです。

上記の仕掛けをすることで、来場者にはゲーム感覚でブース内を回遊してもらいながら、自然と商品やサービスの魅力をアピールできます。スタンプラリーの他にも、ブース内の情報をもとに謎解きをするといったミニゲームも面白い仕掛けです。

ブースの滞在時間が延びたり、魅力が効果的に伝わったりすることで、来場者の印象にも残りやすくなるだけでなく、その後の商談に繋がる可能性も高くなるでしょう。

タッチパネルやモーションセンサー等インタラクティブな仕掛けを導入する

来場者がただ見るだけでなく、自ら操作できるインタラクティブな仕掛けを導入することで、展示ブースへの滞在時間を延ばし、より深い印象を与えることができます。

例えば、来場者がタッチスクリーンを操作しながら、製品やサービスの情報を自由に閲覧できる仕組みもその1つ。特に、業界特化型のシミュレーションツール(建築業界なら3D間取り作成、医療業界なら手術シミュレーションなど)を取り入れると、より高いエンゲージメントを得られます。

その他にも、動作検知センサーを使い、来場者が手を動かすだけでコンテンツが変わる仕掛けを設置すると、遊び心がありつつ直感的に操作できるため、興味を引きやすくなります。

ライブデモンストレーションを実施する

製品やサービスを実際に動かして見せるライブデモンストレーションを行うことで、来場者の関心を引き、記憶に残る体験を作り出すこともおすすめです。

例えば、展示会のスケジュールに合わせて、午前・午後・夕方の3回程度のデモンストレーションを設定し、来場者に事前に告知しましょう。「この時間にブースに来れば特別な体験ができる」という期待感を持たせることで集客力の向上・エンゲージメントの向上につながります。

面白い仕掛け以外にも工夫は重要

面白い仕掛けは集客を促進し、展示会を成功させる要因になりますが、それ以外にも様々な工夫が必要です。展示会を成功させるためには、以下のような工夫も必要になるでしょう。

  • 適切な人員配置や役割分担を意識する
  • ブースの導線やレイアウトを意識する
  • トークスクリプトを作る

適切な人員配置や役割分担を意識する

面白い仕掛けで集客することができれば、多くの来場者がブースに立ち寄ることが予想されます。多くの来場者が立ち寄れば、その対応に追われることになりますが、適切な人員配置や役割分担ができていなければ、来場者一人一人に効果的な対応をすることが難しいでしょう。

スタッフが適切に配置され、役割分担が明確になっていることで、来場者はストレスなくブースを訪れ、満足度が高まります。迅速かつ的確な対応を受けることで、企業に対する信頼感が増し、ポジティブな印象を持ってもらいやすくなります。

ブースの導線やレイアウトを意識する

適切な導線設計をすれば、来場者がブース内をスムーズに移動できるようになります。入り口から出口までの自然な流れを作ることで、来場者が迷わずにブース内の各エリアを訪れ、情報を効率よく取得することが可能です。

また、重要な製品やサービスを目立つ位置に配置することで、来場者の目を引きやすくなります。特に新製品や主力商品を視線の先に配置することで、興味を引き、詳細な説明を聞いてもらえる可能性が高まります。

トークスクリプトを作る

展示会での声掛けや商品説明では、トークスクリプトを準備しておきましょう。トークスクリプトを用意することで、全てのスタッフが一貫したメッセージを来場者に伝えることができます。

特に展示会のような忙しい環境では、スタッフが緊張したり、準備不足だったりすることがあります。トークスクリプトがあれば、スタッフは必要な情報を確実に把握し、スムーズに対応することができるでしょう。

展示会で面白い仕掛けを実施する際の注意点

展示会で面白い仕掛けを実施する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 本来の目的を見失わない
  • 出展位置・小間数を考慮する
  • 費用対効果を考慮する
  • マナーを守り周囲に迷惑をかけない

本来の目的を見失わない

展示会で集客に集中するあまり、本来の目的である新規顧客の獲得や商品・サービスのPRといった本来の目的を見失わないようにしましょう。せっかく面白い仕掛けで来場者の興味を引いたとしても、その後のビジネスや認知度の向上に繋がらなければ目的を果たすことができません。

面白い仕掛けをする際は、目的や目標から逆算して適切な仕掛けを考えましょう。ブランドイメージやブースの世界観とマッチさせることも非常に大切です。

出展位置・小間数を考慮する

展示会ブースで面白い仕掛けをする際は、会場内での出展位置や小間数を考慮することが重要です。

例えば、入口付近や主要な導線上にブースがある場合は、多くの来場者の目に触れるため、インパクトのあるビジュアルや体験型コンテンツが効果的です。一方で、会場の奥まった位置にある場合は、目立つ装飾やSNS映えする仕掛けを活用し、訪問を促す工夫が必要になります。

また、小間数(ブースの広さ)によっても仕掛けの内容を調整することが大切です。大型ブースなら、実演スペースやインタラクティブな展示が可能ですが、小規模ブースでは、シンプルながらも来場者を引きつける工夫が求められます。

出展位置やブースサイズを考慮し、最適な仕掛けを設計することで、より多くの来場者を引きつけ、効果的な展示が実現できるでしょう。

費用対効果を考慮する

面白い仕掛けをするためには、様々な設備や技術が必要になることがあります。それを実現するために、多額の費用を投資したとしても、それに見合った効果が得られなければ赤字になってしまいます。

具体的な目標を設定し、その目標を達成するためにはどのような仕掛けを実施して、それにはどれくらいの費用をかけられるかを計算しておきましょう。

マナーを守り周囲に迷惑をかけない

展示会を成功させたいからといって、過度なプロモーションや演出などによって、周囲のブースに迷惑をかけてしまうようなことが無いように注意しましょう。例え来場者に魅力的に見えたとしても、他の出展者や主催者からの印象が悪くなり、今後展示会に出展できなくなってしまう可能性があります。

設置物や展示物がブーススペースを超えてしまう、強い照明や過度なディスプレイが周囲のブースに光害を引き起こすなど、周囲に不快感を与えないように注意が必要です。マナーや常識の範囲内で、面白い仕掛けを実現できるようにしましょう。

面白い仕掛けを実現するには豊富な経験が必要

展示会で面白い仕掛けを実現するためには、企画力、計画力、技術力など豊富な経験が必要です。さらに、実現可能な形に落とし込むためには様々な専門知識が必要になるため、展示会のプロに相談することをおすすめします。

創業55年を迎えるエヌショーケース株式会社は、豊富な実績と確かな技術力があります。展示会の企画やブースデザイン、ブース設営など展示会に出展したいお客様をトータルサポートいたします。

自社で工場や設備を保有しており、高い技術を持つ職人も在籍しているため、様々なアイデアを形にすることが可能です。お客様の予算や納期などを考慮しながら、最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

面白い仕掛けで展示会集客を成功させよう!

展示会を成功に導く面白い仕掛けについて、詳しく解説しました。

多くの企業が出展するなかで、来場者の興味を引いてブースへの集客を促したり、価値のある体験を提供して満足度を高めるためには、面白い仕掛けを施すことが効果的です。費用対効果や周囲への影響を考慮しながら、面白い仕掛けで集客を促進して展示会を成功させましょう。

展示会を成功させるためには、展示会のプロに協力を依頼することをおすすめします。エヌショーケースでは、豊富な実績と確かな技術力で展示会への出展をトータルサポートします。

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この記事の執筆者

代表取締役

三溝 拓

名古屋ショーケース(現:エヌショーケース)営業開発部部長を経て、代表取締役に就任。これまで多くの展示会や企業イベント、式典などを成功に導き、常にお客様から求め続けられる価値を提供するために尽力している。

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